Amazonの吸うやつ偽物の見分け方|届いた日に確認する手順

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箱を開けた瞬間の、あの臭い

封を切って、フィルムを剥がす。
つんとした臭いが鼻に来た。ゴムとも、樹脂とも違う。嗅いだことのない、なんというか、化学の教室みたいな匂い。
え、これ大丈夫なやつ…?
届いた高揚が、その一瞬でしぼんだ。

まず鼻が気づく

28歳の女性は、安さに惹かれて注文した。箱の見た目は似ていたそうだ。
開けてみると、表面がべたついていて、変な臭いがした。吸引の力も弱く、いちばん弱い段階どころか、そもそも吸われている感覚がほとんどない。振動もただ震えているだけ。話題になっていた強さとは、まるで別物だった。
ほとんど使わないまま処分して、正規の品を買い直したという。
質の低い素材は、可塑剤や溶剤の臭いが抜けきらないまま出荷される。開封直後に強い臭いがしたら、その時点で赤信号として扱っていい。

触った指に残るべたつき

指で表面をなぞってみてほしい。
きちんとしたシリコンは、さらっとしていて指がわずかに引っかかる。粉を吹いたようになっていたり、ぬるっと膜が張ったようになっていたりするなら、別の素材が混ぜられている。
新品でべたついているのは、保管の問題ではない。作りの問題。

届いてから五分でできる判定

使う前に確かめられることが、いくつもある。

端子の位置が説明書と合わない

32歳の女性は、商品ページの写真と実物の色味が微妙に違うことに気づいた。さらに、充電端子の位置が説明書と一致しない。
使い始めるとすぐ異音がして、一週間で止まったそうだ。レビューを読み返したら、偽物かもしれないという書き込みが点々とあった。
安すぎる価格は疑ったほうがいい、と彼女は言い切った。
説明書は、正規品のものを流用している場合がある。だから本体と食い違う。この矛盾は、いちばん分かりやすい証拠になる。

印刷のぼやけと、日本語の崩れ

31歳の女性は、箱で気づいた。印刷が滲んでいて、日本語の説明がどこかおかしい。
文字の輪郭がぼやけている、色がくすんでいる、helvetica風の妙なフォントが混ざっている。この辺りは、並べて比べなくても分かる。
説明文の助詞が変、句読点の位置が不自然、単位の表記が揺れている。翻訳をそのまま貼った文章は、読めば違和感が来る。

付属品が足りない

先の31歳の女性の品は、充電ケーブルが入っていなかった。別売りのような扱いになっていたそうだ。
専用ケーブルが付属しない吸引式は、まず考えにくい。磁石式の端子なら、市販品での代用はほぼ効かないから。
収納袋、保証書、シリアル番号のシール。正規品に含まれるはずのものが欠けていたら、そこも判断材料になる。

使ってみると、差がはっきり出る

弱でも吸われている感じがしない

30歳の女性は、本物を使ったことのある友人に見せた。これ全然違う、と即答されたそうだ。
吸う力が弱く、肌にしっかり密着しない。振動のパターンも少なく、すぐ飽きた。見た目だけ似せて、中身は別物だった。
吸引式は、カップと肌が密着して初めて圧が生まれる。縁の素材が硬いと隙間ができて、空気が逃げる。強さの設定を上げても届かないのは、そこ。

温まらない、すぐ熱くなる

26歳の女性の品は、温める機能があるはずなのに、まったく温かくならなかった。素材も硬くて、肌に当てると刺激が強い。中がどうなっているのか分からず、怖くなって使うのをやめたという。
先の31歳の女性の品は、逆だった。使い始めてすぐ熱くなりすぎて、慌てて電源を切ったそうだ。安全面が不安で処分している。
熱の制御は、電気の部品と回路の仕事。ここが雑な品は、電池の発火につながる。異常に熱い、焦げたにおいがする、本体が膨らむ。どれかが出たら、その場でやめる。

本物を知らないと、気づけない

こんなものかな、で使い続けた人

27歳の女性は、しばらく偽物だと気づかないまま使っていた。
最初はこういうものだろうと思っていたそうだ。ある日、友人の正規品を借りて衝撃を受けた。吸引も振動も段違い。自分が使っていた物の正体を、そこで初めて知った。
それ以来、販売元とレビューの中身を確かめるようになったという。

借りて使って、衝撃を受けた夜

比べる相手がいないと、判定できない。これが厄介なところ。
弱いのは自分の感じ方の問題かもしれない。そう考えて、自分の体のほうを疑ってしまう人がいる。
道具のせいだった、というのは、けっこう救いのある結論でしょ。当たらない、届かないと感じたときは、体ではなく品を先に疑っていい。
なお、他人と使い回すのは衛生の面で勧められない。借りるなら、必ず洗って乾かしてから。人によっては、それでも避けたほうがいい場面がある。

粘膜に当てる物だから、質が怖い

硬い素材と、肌への刺激

先の26歳の女性が感じた刺激の強さは、無視できない話。
ボディセーフと呼ばれる素材は、体液を吸わず、余計な成分が溶け出しにくい。医療用に近いシリコンがそこに当たる。
安価な品には、柔らかくするための可塑剤を大量に含んだ樹脂が使われることがある。この成分が肌に触れる状態は、避けたい。
使ってヒリついた、赤くなった、かゆみが出た。そういう反応が出たら、その品は使わない。翌日まで引かない、腫れが出た、おりものが変わった。この段階なら婦人科へ。

中に何が入っているか分からない

外側の素材だけの話ではない。電池、配線、制御の部品。全部が見えない場所にある。
正規の品は、電気製品としての試験を通っている。安全のための表示があるかどうかも、箱で確認できる。
体に当てて、しかも防水で、電池が入っている。この三つが揃った物に、素性の分からない品を選ぶのは分が悪い。

買う前に見る、四つの欄

価格が半額以下なら疑う

29歳の女性は、正規の半額以下という表示に負けた。
届いた品は、寸法が少し小さく、凹凸も少ない。吸引はそれなりにあったものの、すぐ弱まって一か月もたなかったそうだ。結果的に高くついた、と。
値引きには理由がある。型落ち、在庫処分、正規の期間限定。理由が書かれていない極端な安さは、そこを疑う根拠になる。

販売元と発送元を確認する

同じページに複数の業者が出品していることがある。カートに入る出品者が、必ずしも正規とは限らない。
販売元の名前を見る。設立して間もない、他に脈絡のない商品を大量に並べている、連絡先が書かれていない。この辺りは避ける。
公式が直接出しているか、正規の取扱店として名前が挙がっているか。メーカーのサイトに取扱店の一覧が出ていることもある。

レビューの日付が固まっていないか

高評価だけが短期間に集中している、文章の言い回しが揃っている、写真がすべて同じ角度。この辺りは目を引く。
低評価から先に読むほうが早い。届いた品が違った、すぐ壊れた、臭いがした。同じ指摘が複数あるなら、その品は避ける。
星の数より、書かれている内容。

型番と正規の取扱店

気になっている品があるなら、型番でメーカーのサイトを確認する。正規の値段と、取り扱っている店が分かる。
専門の通販店で買うと、無記名の箱を選べることが多い。品名の欄に何と印字されるか明記している店もある。この安心感は、価格差に見合う場面が多い。

偽物だったときの、返品の進め方

開封済みでも通ることがある

34歳の女性は、届いてすぐ偽物だと気づいて手続きをした。写真を送って商品が違うと伝えたところ、比較的すんなり返金されたそうだ。
開封していたので心配したけれど、対応してもらえたと話していた。
使う前に、届いた状態を撮っておくといい。箱、本体、付属品、説明書。この四枚があると話が早い。
届いてから日が浅いほど通りやすいので、迷っている時間がもったいない。

品名を出さずに書く方法

説明を書くのが恥ずかしくて止まっている人、いると思う。
文面は事務的でいい。むしろそのほうが早く進む。
商品ページの記載と実物が異なる、付属品が不足している、外装の印刷が公式と違う。この三つのどれかを、事実として書くだけ。用途に触れる必要はないし、聞かれることもない。
やり取りは基本的に文章で進む。電話で説明する場面は、まず来ない。

使わないと決めた一台を、どう手放すか

返品できず、手元に残ってしまう場合もある。
充電式の品には、リチウムイオンの電池が入っている。可燃ごみに混ぜると、収集車や処理施設で発火する事故につながる。
住んでいる自治体の分別ルールに従うのが基本。小型家電の回収箱を置いている自治体もあれば、電池を別に出すよう求めるところもある。役所の案内で、モバイルバッテリーや電動歯ブラシの項目を見ると近い扱いが分かる。
電池を自分で取り出すのは、無理にやらないほうがいい。傷つけると発熱の危険がある。膨らんでいる品なら、なおさら触らない。
出す前に、新聞紙や紙袋で包んで形が分からないようにしておくと気が楽。洗って乾かしてから出すのは、最低限の礼儀として。

半額の誘惑と、当てる場所の話

偽物を掴んだ人は、たいてい同じことを言う。安く済ませたつもりが、結局高くついた。
届いたら、五分だけ使って確かめてほしい。臭い、表面の手触り、端子の位置、箱の印刷、付属品。ここまでで、たいていの判定はつく。
安全に関わる部分は、値段を削る場所じゃないと思う。当てるのは粘膜だから。
臭いに気づいた瞬間の、あのしぼんでいく感じ。二度と味わいたくないでしょ。

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この記事を書いた人

ラブグッズ歴8年、レビュー記事は累計300本以上。素材の安全性・洗いやすさ・耐久性まで、長く使う視点でチェックすることをモットーにしています。「なんとなく良さそう」ではなく、根拠を持っておすすめできる情報だけを発信。性を前向きに楽しむためのお手伝いができれば嬉しいです。

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