だいしゅきホールドとは|やり方と男性が興奮する本当の理由

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響きがふざけているだけで、中身は真面目

やっていることは単純で、相手の体に腕と脚を回して、離れないように密着する。そこへ、大好き、と声を添える。
名前のせいで冗談みたいに見える。実際は、体と言葉を同時に渡す行為。
茶化した響きだからこそ、真顔で調べにくい。この名前、けっこう罪深いと思う。

体勢の話ではなく、渡し方の話

体位として分類すると、正常位に脚を絡めただけのものになる。それだけなら、わざわざ名前は付かない。
差が出るのは、密着の度合いと、声を出すかどうか。ここが揃って初めて別物になる。

自然に出てしまう瞬間がある

気づいたら、足まで絡んでいた

29歳の女性が、その夜のことを話してくれた。
特に感覚が高まったとき、体が勝手に動いた。彼の背中へ腕を回して、脚まで絡めて、ぎゅっと抱きついていた。
すると彼のほうから、離さないで、と返ってきた。その瞬間、大好き、という声が勝手に出たそうだ。いつもより深いところまで届いた気がしたらしい。
終わったあとも離れられず、しばらくそのまま抱きしめていた。言葉と体が一致している感じが、何より落ち着いたと言っていた。

離さないで、と返ってきた夜

狙ってやったわけではない。体が先に動いて、あとから言葉が追いついた。
この順番で起きた人は、たいてい強く記憶に残している。技術ではなく、そうなってしまった時間だから。
やり方を検索している人には拍子抜けかもしれない。ただ、名前が付いて広まったのは、この自然発生のほうが原型だと思う。

締めつけと声が、同時に来る

逃げ場がなくなると、感覚が濃くなる

33歳の男性は、恋人が突然そうしてきた夜を振り返ってくれた。
急に腕と脚を絡めてきて、耳元で大好きと言われた。普段は積極的なほうではないのに、その瞬間だけ熱が伝わってきて、抑えがきかなくなったそうだ。
締めつけられる感覚と声が同時に来ると、いつもより早く限界が近づいたと言っていた。
動きの幅が狭くなると、刺激の種類が変わる。大きく動けないぶん、接している面から入ってくる情報が増える。皮膚が触れている面積が広いほど、体温も呼吸も直に届く。
27歳の男性も似たことを言っていた。下から抱きつかれて、脚を腰に回されて離してもらえない。大好き、もっと、と繰り返されるうちに理性が飛びそうになったと。締めつけと声の両方で来られると、感度が上がるらしい。

耳元で言葉が鳴ると、動きが変わる

耳の穴は、音を集めて奥へ運ぶ通り道。至近距離で出された声は、そのまま増幅されて届く。
だから同じ言葉でも、離れて言うのと耳元で言うのでは効き方が違う。
31歳の女性は、その効果を意識して使っている。密着して大好きと言うと、相手の動きが優しくなる夜もあれば、逆に激しくなる夜もある。返ってくる反応が直で分かるから、やり取りしている感覚が面白いそうだ。
言葉を添えるだけで空気が変わる。彼女はそう言い切っていた。

自分からやってみた人たちの、最初の一回

恥ずかしさと熱が混ざった夜

26歳の女性は、動画で見かけて気になり、試してみたと打ち明けてくれた。
彼の上に乗った状態で体を密着させて、腕を首に回して、大好き、と口に出した。彼の反応が普段とまるで違って、動きが激しくなった。
自分のほうも、恥ずかしさと熱がぐちゃっと混ざって、声が抑えられなかったらしい。
最初は照れくさかった。それでも喜んでもらえたので続けているそうだ。

今日はぎゅっとしてほしい、と頼んだ人

30歳の男性が語ったのは、相手から求められた夜のこと。
今日はぎゅってしてほしい。そう言われて、体を密着させたまま動かないでいてほしいと頼まれた。ゆっくり動きながら、大好き、と何度も言われる。自分も同じ言葉を返しているうちに、いつもより長く続きそうになったという。
言葉の力ってすごい、と彼は言っていた。行為というより、気持ちが行き来している時間だったらしい。
頼む形にすると、切り出しやすい。自分からやる勇気が出ないなら、してほしいと言うほうが軽い。

急にやられると、固まる

心の準備が追いつかなかった夜

28歳の女性は、初めてされたときに体が硬直した。
彼が急に押しつけるように抱きついてきて、大好き、と言ってきた。勢いに飲まれて、何も反応できなかったそうだ。
後日、やりすぎたと謝られた。急だったので心の準備ができていなかった、と彼女は振り返る。
今はお互いのタイミングを確認してからにしているらしい。

固まった反応は、拒否として届く

やった側は、その反応を見ている。無反応だった、体が硬くなった。そこから、嫌だったのだと判断する。
驚いただけの場合でも、伝わり方は同じ。この行き違いで、二度とやらなくなる人がいる。
嫌ではなかったなら、後からでいいので言葉にしておきたい。びっくりしただけ、と。それで相手の記録が書き換わる。

実際にやると、けっこうきつい

やり方を調べに来た人が、いちばん知りたい部分。

脚をどこに回すか

腰の高い位置に回すと、脚の力が入りやすい代わりに相手の動きを止めてしまう。
太ももの裏あたりに回すほうが、締めつけと自由度の釣り合いが取れる。かかとを引っかける形にすると、力を入れ続けなくても外れない。
脚がつりやすい人は、片脚だけ絡める形から始める。両脚を上げ続けると、腹筋にかなり負担がかかる。翌日ふくらはぎが張って、あれ何だっけ、と思い出す羽目になる(笑)。
体格差が大きいと、そもそも脚が届かない場合がある。腰の下にたたんだタオルを一枚挟むと、高さが変わって届くようになる。

締めすぎると、相手の動きが止まる

力いっぱい締めると、相手はまったく動けなくなる。それが目的の夜ならいい。ただ、続けるつもりならほどほどに。
呼吸が浅くなるほどの圧は、快より苦しさが勝つ。胸を強く圧迫する形も避けたい。
締める強さを、途中で変えてみると面白い。ゆるめる、また締める。この往復だけで相手の反応が動く。

腕は首ではなく、肩甲骨のあたりへ

首に腕を回す形は、絵になる代わりに気道を圧迫する危険がある。夢中になると力の加減が消えるので、ここは注意しておきたい。
肩甲骨のあたりを抱えると、密着の度合いは変わらないまま安全に収まる。手のひらを背中に当てておくと、相手の呼吸や動きも分かる。
首を絞める形は、たとえ遊びのつもりでも避ける。意識が飛ぶ事故は実際に起きている。

言葉を口に出せない人の逃げ道

声を使わない合図を決めておく

大好き、がどうしても出ない。この壁で止まっている人は多い。
実家暮らしが長かった、声を指摘された経験がある。理由はいろいろで、性格の問題じゃない。
声の代わりになるものは意外とある。抱えている腕に力を入れる。額を押しつける。呼吸を止める。手を握り直す。
どれを合図にするか先に決めておけば、暗い部屋でも通じる。うちはこれ、と決まっている二人は迷わない。

明るい部屋で、先に相談してしまう

その場で切り出すのは、いちばん難しい。頭が働かない時間帯だから。
昼のリビングでコーヒーを飲みながらのほうが、100倍やりやすい。
今度ぎゅっと抱きついてもいい?この程度の一言で足りる。予告があると、相手も固まらずに受け取れる。
やってみて合わなかったら、やめればいい。一度試したからといって、定番にする義務はない。

長く続けている二人に起きること

年数が乗ると、同じ言葉が重くなる

35歳の男性は、長く付き合った相手との変化を話してくれた。
以前はほとんどしなかったのに、最近になって自然とそうするようになった。腕と脚を絡めて離さない形で、小さな声で大好きと言ってくる。
年数を重ねたぶん、言葉の重みが違って聞こえる。だから自分も本気で返したくなるそうだ。
日常の触れ合いがそのまま夜へつながる瞬間が、特別に感じられるらしい。

特別な合図として機能し始める

先の33歳の男性の相手も、時々そうしてくれるようになった。二人のあいだで、特別な合図みたいになっているという。
毎回やると、意味が薄まる。たまにだから効く。
今日はそういう夜だ、と体で宣言する。言葉より早い伝達手段として機能しているわけ。

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この記事を書いた人

ラブグッズ歴8年、レビュー記事は累計300本以上。素材の安全性・洗いやすさ・耐久性まで、長く使う視点でチェックすることをモットーにしています。「なんとなく良さそう」ではなく、根拠を持っておすすめできる情報だけを発信。性を前向きに楽しむためのお手伝いができれば嬉しいです。

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