コックリングのサイズ選び|勃起時の測り方と失敗しない基準

目次

一本目で失敗する人が、いちばん多い

届いた箱を開けて、さっそく試す。
入らない。あるいは、するっと落ちる。
え、どっちも駄目なの…
この分野、最初の一本で当てるのがかなり難しい。

なんとなく中くらい、を選んだ結果

29歳の男性は、そのまま失敗した。
適当に中くらいの寸法を選んだら、きつすぎてすぐ痛くなった。平常時の状態で測ってしまったのが原因だったと本人も気づいている。外すのにも苦労して、しばらく赤みが残ったそうだ。
次からは余裕のある寸法から試すようにした、と話していた。サイズ選びがいちばんの壁だった、とも。

ゆるすぎても、何も起きない

34歳の男性は、逆の方向で外した。
最初はゆるすぎてすぐ落ちてしまい、効果がまったく感じられなかった。少し小さめに変えたところ、適度な締まり方で状態が安定して、感覚も変わったそうだ。相手からも、いつもより硬いと言われて、ようやく納得できる寸法にたどり着いたという。
きつければ効くわけでも、ゆるければ安全なわけでもない。この幅が狭いから、迷う。

測るのは、勃起した状態で

平常時の数値で選ぶと、必ず外す

ここが最大の落とし穴。
使うのは、血が集まって太くなっている状態。その状態に合わせないと意味がない。平常時の数値で選ぶと、装着した瞬間にきつくなる。
先の29歳の男性が痛い目を見たのも、まさにここ。

メジャーの当て方で、数ミリ動く

28歳の男性は、測り方で失敗している。
測り方の説明を参考にしたものの、メジャーの当て方が甘くて実際より小さい数値が出てしまった。届いた品は入らず、無理に通そうとして痛かったそうだ。
布製のメジャーを、根元にぐるりと一周させる。締めつけず、皮膚がへこまない程度に。ここで引っぱると数ミリ小さく出る。
メジャーがないなら、糸や細い紙を巻いて印をつけ、あとで定規に当てる方法でもいい。
測る場所は根元。少し位置が変わるだけで数値が動くので、同じ場所で測ること。

何度か測って、平均を取る

一回で決めない。日を変えて数回測って、その平均を使う。
先の28歳の男性も、何度か測って平均を取るほうがいいと結論づけていた。
体調や時間帯で数ミリは動く。一回きりの数値を信じると、その日がたまたま太かったり細かったりする。

周囲の長さから、内径を出す

円周を割ると、直径が出る

商品ページに書かれているのは、たいてい内径。周囲の長さではない。
測った周囲を3.14で割ると、直径が出る。たとえば周囲が11センチなら、直径はおよそ3.5センチ。
ここを変換せずに、周囲の数値でそのまま探すと、とんでもない品を選ぶことになる。

そこから何ミリ引くか

出た直径と同じ内径を選ぶと、締まらない。少し小さいものを選ぶことで、適度な圧がかかる。
ただし、引きすぎると痛みが出る。最初の一本は、直径から数ミリ引く程度に留めておきたい。
慣れてから、少しずつ調整する。いきなり攻めた寸法を選ぶ理由はどこにもない。

素材が違えば、同じ数字でも別物

伸びるシリコンは、多少の誤差を吸収する

27歳の男性が、この点を的確に説明してくれた。
同じ寸法の表示でも、シリコン製は伸縮があるので比較的つけやすい。金属製はまったく伸びないから、正確でないと危ない。金属を試したときは少し大きめを選んで正解だったと。
素材と寸法はまとめて考えたほうがいい、と彼は言っていた。
柔らかいシリコンは、多少小さくても伸びて収まる。しかも緊急時に引っぱって外せるし、はさみで切ることもできる。この逃げ道が、初回では決定的に効く。

金属は、数ミリの狂いが事故になる

金属は伸びない。切れない。むくみが出た状態では、まず外れなくなる。
救急外来に運ばれる事例が実際に報告されている。専用の切断器具が必要になる。
使うなら、シリコンで自分の寸法を確定させてから。しかも、そこから余裕を持たせた数値で。初回に選ぶ素材ではない。

調整できる方式という逃げ道

32歳の男性は、この解決に行き着いた。
固定された寸法だと合わず、何度も買い直した。留め具の位置を変えられる方式に切り替えたら、一気に解決したそうだ。その日の状態に合わせて締め具合を変えられるのが便利で、長めに使うときに重宝しているという。
寸法選びに自信がないなら、この方式から入るのが安全。外すのも早い。
革製は水に弱いので、洗浄の手間が増える。使ったあとの拭き取りと乾燥を面倒に感じるなら、シリコンのほうが向いている。

指一本、という判定法

数値より確実な確かめ方

30歳の女性が、相手の寸法選びに付き合った経験を話してくれた。
彼が何種類も試していて、きつすぎると痛がるし、ゆるいと効果がない。結局、指が一本入るくらいの余裕があるものが安定すると分かって、それを使うようになったそうだ。
見るからにきつそうなものは避けたほうがいい、と彼女は言い添えた。
数値で選んで、装着後にこの判定をする。リングと体の間に指を一本差し込める余裕があるか。これが最も確実な確認方法。

見るからにきつそうなものは避ける

効果を出そうとして、きつめを選ぶ人が多い。ここが最初の落とし穴。
締めれば効くという話ではない。血の流れが強く止まると、感覚そのものが失われていく。痛みの感覚まで鈍るので、危険な状態に気づけなくなる。
31歳の男性は、相手に相談して助かったと話していた。自分ではこれくらいでいいと思っていた寸法を見てもらったら、もう少し余裕があったほうが安全だと指摘された。実際に大きめにしたら痛みが出ず、長くつけられるようになったそうだ。
一人で決めず、相談するのもありだと思う、と彼は言っていた。

その日によって、合う寸法が動く

季節と体調で変わる

35歳の男性は、時間の経過で感じ方が変わったと話す。
最初はぴったりだったのに、使っているうちに少しゆるく感じるようになった。体の状態や気温でも変わるらしい。夏場は特にきつく感じやすいので、季節で使い分けることもあるそうだ。
暑い日は血管が広がる。寒い日は縮む。同じ品でも当たりが変わるのは、そのため。
酒を飲んだ夜も血の巡りが変わる。しかも痛みに気づきにくくなるので、その状態での装着は避けたい。

使ううちに、感じ方が変わってくる

慣れてくると、同じ締まり方でも刺激として弱く感じる。そこで小さい寸法へ手を伸ばしたくなる。
ここは慎重に。強い締めつけへ移行するほど、危険の度合いが上がる。
物足りなさの解決を、寸法だけに求めない。使う場面や組み合わせを変えるほうが安全に済む。

きつすぎたときに起きること

感覚が消えていく

外す合図は三つ。色が紫がかってきた。冷たく感じる。痺れや感覚の鈍りが出た。
どれかが出たら、その時点で外す。もう少しだけ、は通用しない。
そもそも装着していられる時間は、20分から30分まで。これを超えると血が滞る時間が長くなりすぎる。眠ってしまうのは絶対に避けたい。タイマーをかけておくくらいでちょうどいい。

外れなくなったときの手順

むくんで抜けなくなるのは、実際に起きる。
慌てて引っぱらない。皮膚を傷める。
冷たいタオルで冷やして、腫れを引かせる。落ち着いてから、ゆっくり動かす。潤滑ジェルを塗ると滑りが出る。水溶性のものが扱いやすい。
シリコン製なら、ためらわずに切っていい。買い直すほうが、はるかに安い。
15分ほど試して外れないなら、医療機関へ。色が濃く変わっている、冷たい、感覚がない。この状態なら夜間でも救急外来を受診する。泌尿器科が窓口で、金属製なら切断の道具が要ることを電話で伝えておくと話が早い。
恥ずかしさで迷う時間が、いちばん危ない。

合わなかった一本を、どうするか

無理に使い続けない

買った金額がもったいなくて、合わない品を使い続ける人がいる。これがいちばん危ない。
きついまま使えば、痛みだけでなく皮膚や血管を傷める。ゆるいまま使っても、何も起きない。
どちらも、その一本は役目を果たさない。

次を買うときの順番

柔らかいシリコンで、余裕のある寸法から。ここで自分の数値を確定させる。
そのあと、少しずつ調整する。素材を変えるのは、寸法が確定してから。
数本まとめて入っている品もある。寸法違いが揃っていれば、当たりを探しやすい。最初の一本にはこの選び方が向いている。
血が固まりやすい状態の人、血液をさらさらにする薬を飲んでいる人、糖尿病で神経の感覚が鈍っている人は、使う前にかかりつけへ相談を。感覚が鈍っていると、危険な合図に気づけない。

数字より、外せるかどうか

寸法選びで押さえるのは四つ。勃起した状態で測る、周囲を3.14で割って直径を出す、そこから数ミリだけ引く、装着後に指一本の余裕を確かめる。
そして、素材によって基準が変わる。伸びる素材なら多少の誤差を吸収してくれるし、伸びない素材なら余裕を大きく取る。
最後に効いてくるのは、外せるかどうか。切れる素材を選んでおけば、最悪の場面でも自分で対処できる。
一本目で当てようとしなくていい。合わなかった一本は、次を選ぶための情報になっているから。

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この記事を書いた人

ラブグッズ歴8年、レビュー記事は累計300本以上。素材の安全性・洗いやすさ・耐久性まで、長く使う視点でチェックすることをモットーにしています。「なんとなく良さそう」ではなく、根拠を持っておすすめできる情報だけを発信。性を前向きに楽しむためのお手伝いができれば嬉しいです。

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